2008年03月27日
みかんで実験!『手作りフルーチェ』の作り方
暖かくなり、ミカンのシーズンも終わりですね。
また寒くなるまでしばらくお別れなので
最後に“実験”することにしましたσ(^_^;)。
今回は『フルーチェを作ってみよう!』です。
用意したのはこんなモノ達。
フルーチェがプルンプルンに固まるのは
果物の細胞に含まれている“ペクチン”という
成分と、牛乳に含まれている“カルシウム”が
結びついてゲル状になるからです。
)
クエン酸でミカンの袋を溶かして“ペクチン”を
抽出すれば『手作りフルーチェ』ができるハズ。
蜜柑2個分が浸かるぐらいの量の水に、
大さじ1杯のクエン酸を入れて湯煎します。
酸性度が高いのでアルミ鍋だとアルミ成分が
溶け出してしまいます。
ステンレスやホーロー製の鍋が適しています。
みかんの袋が溶けて無くなるまで温めます。
温度計が無いので正確にはわかりませんが
湯煎しているので70〜80℃程度でしょうか。
30分ぐらいで“缶詰のミカン”状態になります。
味見をしてみるとムチャクチャ酸っぱいです。
この酸度だと牛乳のタンパク質を変なふうに
固めてしまいそうなので、中和することに。
少しずつ重曹(炭酸水素ナトリウム)を入れます。
酸とアルカリの中和反応による大量の
“二酸化炭素”の泡が発生します。
味見をしながら適当な酸味に調整します。
適量の砂糖を加えて『フルーチェ』が
完成! のハズです。
適量の牛乳を入れてかき混ぜると固まってます。
牛乳が多かったのか、ペクチン分が足りなかった
のか、日頃の行いが悪かったのか不明ですが、
市販品よりプルンプルン感が足りませんでした。
(美味しく頂けましたが・・・)
次の蜜柑シーズンにはレシピを完成させたいと
思います!