2015年06月09日
ペンキで塗り固められていないか?身近な換気口・通気孔をチェックしたい!火災時に熱で溶断して炎や熱気を遮断する 類焼を防ぐ大事なパーツ『防火ダンパー(温度ヒューズ)』
日頃利用している施設のドアには
下部に換気口が付いてます。
真ん中に付いている安全装置の
『防火ダンパー(温度ヒューズ)』は
火事になったら、溶けて、
通気口のフラップを閉じ、
隣の部屋への類焼を防ぎます。
材質は【リン青銅】なんで、
銅色というか茶色なんですが、
なぜか白いなぁ?って見てみると
ペイントされてます!
側面部分も丸ごと塗装されて
塗り固められてます(T_T)。
防火ダンパー(温度ヒューズ)は
温度が高くなった時(90〜100℃)
接着部分が溶けて2つに分かれます。
2つに分かれるはずのパーツを
ペンキで丸ごと塗ったら、
火事で温度が上がっても、
パーツが2つに分離しなくなります。
気がついた温度ヒューズは、塗装膜に
切れ目を入れて、溶断したら分離する
ようにしておきました。
身近にある安全のための装備を、
日頃からチェックしておきたいです!